何かと半人前[改]

06年生まれの長男”ゴン”と09年生まれの長女”むじ子”の母 兼 入社?年目会社員のどっちも半人前な日々。

退院しました。

昨日、ちびと一緒に我が家に帰ってきました。
いやー、やっぱ家は落ち着きますね。病院では起きているときは泣いてばかりだったちびですが、家に帰ってきたら、機嫌よく起きている時間もでてきました。寝るときもかなりまとまって寝てくれるようになったので、こちらもかなり楽です。
親の気分は子供に伝わるといいますが、本当なんだなあと実感しています。

さてさて。
お産までの経過をまとめて書いておこうと思います。

  • 5月17日(水)

朝から陣痛(?)と思われる痛み。7、8分〜15分間隔。検診予定があったので、午後、ダンナと一緒に検診へ。しかし検診を受けるころには痛みは治まっていて、結局前駆陣痛だった様子。このまま陣痛がこなくても18日には入院することが決定して、いったん帰宅。
午後11時ごろ、10分間隔で朝より強い痛み。でも朝肩透かしを食っているので、もう少し様子を見る。

  • 5月18日(木)

午前2時まで我慢。いよいよツラくなってきたので、タクシーで病院へ。さすがに空いている時間だけあって30分ほどで到着。分娩監視装置(胎児の心拍、子宮の収縮をモニタリングする。NSTで使うのと同じ機械)で陣痛を確認。約4分間隔。陣痛室へ入ってひたすら唸る。ダンナも腰をさすってくれたり、飲み物を買ってきてくれたりとサポートしてくれるが、なかなか進まない。

  • 5月19日(金)

担当医の診察。どうも陣痛が弱い(子宮の収縮が弱い)ために、これ以上自力だけで頑張ってもなかなかお産が進まない、という判断。後押しする意味で陣痛促進剤を使ってみませんか?ということで提案を受ける。正直言ってお断りできるような気力も体力も既になし。子宮口も開いてきつつあって、促進剤を使っても安全性に問題はないことも丁寧に説明してくれたので、同意。午前10時ごろ、やっと分娩室に移って促進剤の点滴を開始。ずっと助産師さんがついてサポートしてくれる。昼ごろ、担当医ももう一度きていよいよかという雰囲気になる。
・・・が、ここでいったん陣痛が遠のいてしまう。いったん出産に向けて集まってきていたスタッフも離散。またひたすら唸る。
午後4時くらいから本格的にいきみに入る。ここからが長い。どんなに頑張っても子供の頭が通るところまでなかなかいかない。最終的に吸引をすることに。すでに体力は限界を超えていて、気力だけで踏ん張る。
午後5時28分、誕生。
・・・入院してから実に39時間弱かかりました・・・。


いやー、よく言いますよね、「出産って鼻からスイカがでるくらい痛い」とかって。あれは正直言って私の場合は違うなっていう感じでした。出産の最後の部分ってもう気力でひたすら踏ん張るという感じで、痛いとか痛くないとかじゃないんですよ。その部分よりいきめる状態になるまで陣痛に耐える部分のほうがよっぽど辛かったです。長時間だし。
とにかく終わったあとは本当に「精も根も尽き果てた」っていう状態で、声すらまともに出せない感じでした。冗談じゃなく明日になったら私、死んでるかも、と思ったくらいです。でもとにかく無事に産めてよかった。


私の出産した病院では「カンガルーケア」を推進していて、出産後すぐにあかちゃんを抱くことができるんですが、うちのちびはちょっと呼吸数が多いということで、少し抱いたあとはすぐに様子を見るために保育器に入れられてしまい、心配したりもしました。
実際は何も問題なく、数時間後には同じ病室にもどってきて一安心でしたが。
そして翌日、私には全身の筋肉痛が待っていたのでした・・・。