2006-05-16 今日の読書。 本 「世のなかの、結婚している(あるいはしたことのある)たくさんの人たちが、結婚について多くを語らないのはなぜなのか、自分がしてみてようやくわかった。<中略>単純に、みんな口をつぐむしかないのだ。その結婚があまりにも特殊で個人的で、偶然と必然がねじりパンのようにねじれていて、説明不可能な様相を呈していて。」(「一人の時間」 p101〜103) なんだか、ストンと胸に落ちる一節だった。 ねじりパン。説明不可能な様相。たしかに。